Meshブラウザを数日試したわけだけれども、Meshオブジェクトというのは、どうも、精細なスカルプというだけではないようだ。
昨夜ジョイに聞きながら、私なりに「メッシュとはなんぞや」をまとめてみました。
●スカルプ
プリムの一種。円やトーラス等の通常プリムにはない形を、スカルプマップを使って最高1024個の点で表現できる。
データはスカルプマップ、つまり画像データのみなので、どれもデータ量は同じ。縦横の比率等は、インワールドで手直しする必要がある。
●メッシュ(SLではCOLLAD形式でアップロード可能)
形に点の数の制限はない。そして単なる形を指定するデータというだけでなく、メッシュデータには、陰(シェーダ)・つや・バンプマップ(でこぼこ等の指定)・アニメーション等が含まれたデータのことを言う。複数のプリムを使って形作ったデータも扱える。
通常のCOLLADAデータなら、テクスチャも一緒に貼りつくはずだが、現状では、テクスチャはBMP形式にして、別に画像としてアップロードし、貼りつける必要あり。
今までスカルプというのは、ブレンダー等3Dモデリングソフトで作っていたデータに制限を設けて作られた形でしたが、現状メッシュデータに制限はありません。もちろん、ベータテストが終わればデータ量の制限はつくと思いますが、今までの「何プリム?」という観念では測りきれないオブジェクトなのだということがわかりました。
メッシュデータをSLにアップロードすると、メッシュマップ?という三角アイコンのスカルプマップのようなものと、オブジェクトデータが同時に生成されます。rezするのは、この、オブジェクトのほうです。自動的に組みあがっているのです。
今まで複数のスカルプをマップに焼いて、インワールドで組み立てる、、という苦労をしていた人は、「きーーーっ」となるかもしれない、便利な機能です。組みあがってインワールドに持ち込めるんですから。
うーん、ますます素人には手が届かない感じだなー。ただ、著作権等をクリアした、データの販売が行われるようになる可能性は高そう。現在でもCOLLADAファイルは、販売されているデータだし、SketchUpデータも、拡張子が違うだけで、COLLADAファイルなんだって。
SL外でも一般的なデータ形式ということなので、そういう意味では製作している人の数も多くなるだろうし、よりプロに近い人たちが製作し、販売したりするようになるかもしれない。
私は、そういう素材を使って、せめて自分でブレンダーの中で色塗って専用テクスチャを作るくらいが、せいぜいかも。それだって、かなり敷居は高いけど、そのくらいはできるようになりたいです。
リンデンのデモデータに、ジョイが作ったテクスチャを貼り付け。ぬんぎょ印。
ごちゃごちゃと、COLLADAデータをジョイと出してるとこ。
ジョイがREZした、通称「ワダ」と言われてる、アバターの形をそのままCOLLADA形式にしたもの。私たちが操作するアバターは、こんなにカクカクした形なのです。
たぶん、Rigged Mesh機能を使って、着られるMeshオブジェクトを製作中の彼女。
この彼女もRigged Meshはうまく製作できなかった様子。
ジョイと、Rigged Meshのデモも試してみたけど、うまくアップロードできない。
つまり、まだ、Rigged Mesh機能は、ちゃんと動いてない?
今回のメッシュブラウザで扱えるもののなかで、一番気になるのがこのRigged Meshではないかと思うのですが、広いベータグリッドを歩き回っても、Rigged_Meshで作られたものを着たアバターは、一人もいなかったです。
これはちょっと、実物を見てみたいんだけどなぁ。人魚服に応用できるとすれば、これだから。
.....と言う感じの昨夜でございました。
※ 私は、メッシュのことについて、調べてはいますが、詳しく理解しているわけではありません。メッシュの記載について、間違っている個所があれば、どうぞ、ご指摘くださいね。
1 コメント:
メッシュブラウザ見物に行ってきました
自分なりの解釈書いておきますw
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